お洒落染めでも染まる?

白髪染めは、白髪をダークな色に染めて“白髪がない”状態にするもの。一方、“黒髪戻し”のように髪色をダークにするヘアカラー(お洒落染め)もあります。ダークな髪色になるなら、40代のお母さんの白髪染め、20代のお嬢さんの就活向け、一緒に使えるイメージですが…。

 

白髪染めもヘアカラーも、永久染毛料ではありますが、薬剤の配合が異なっています。特徴は、白髪染めとヘアカラーに含まれている染毛剤とブリーチ剤の配分の割合です。

 

ヘアカラーの代表的なメーカー、ホーユーのサイトには、白髪染めと黒髪用のヘアカラーを、白髪の人と黒髪の人が交互に使用した例が挙げられています。

 

1つ目の例として、白髪染めではどうでしょう。女性向けとされる『明るい白髪染め』では、薬剤の配合は、染毛力:4に対して、ブリーチ力:6となっています。高いブリーチ力から、黒髪も、白髪も、明るめに染まりました。

 

一方、男性向けとされる『暗めの白髪染』では、薬剤の配合は、ブリーチ剤:2に対して、染毛剤:8の割合です。白髪は、目的通りの暗い色に染まります。黒髪でも、暗い染め上がりとなりました。これは、ブリーチ力が低く、染毛力が高いことが理由です。

 

では、黒髪用のヘアカラーを白髪の人が使用した結果はどうでしょう?

 

ブリーチ力:7に対して、染毛力:3。ニ分の一以下に抑えられているヘアカラーでは、黒髪は明るく染まりましたが、白髪では、染毛力の弱さから、ほとんど染まりませんでした。

 

次に『髪色戻し』(茶髪の学生が就活などのため黒髪に戻すためのヘアカラー)では?ブリーチ力:1に対して、染毛力:9の割合です。高い染毛力によって、白髪も濃い色に染まります。メーカーの助言として、色味がまだらに付くことがあり、不自然になることもあるそうですが…。

 

ブリーチ力の弱さから、白髪まじりの髪は均等に脱色することができないことが理由です。

 

結論として、白髪に黒髪用のヘアカラーを使っても、思わしい効果が出ないことがわかりました。